2016年 04月 05日
4月2日「世界自閉症啓発デー」 ハウスカもブルーライトで啓発 |
毎年4月2日は「世界自閉症啓発デー」!
さらに
4月2日~8日は発達障害啓発週間です。
シンポジウムの開催やランドマークのブルーライトアップ等の活動を行っています。
1年前のブログにも記載したところですが、
各地でブルーライトアップ等も行われています。
前回は東京タワー、山形文翔館、姫路城でのブルーライトアップを紹介したところですが、
今年は別なところも紹介しますね。
大阪では大阪城天守閣や通天閣
富山では世界遺産菅沼合掌造り集落
京都では京都市役所
ただライトアップだけで終わらず、
吹奏楽部による演奏や大学教授等とのトークセッションをしたりと
少しでも多くの方に知ってもらおうと催しも行われているようです。
ハウスカでも微力ですが、4月8日まで夜に
ショーウインドー部分をブルーライトアップしました。
↑子供たちが春休み中に作った段ボールリナワールドです。
ブルーライトアップで夜のリナワールド開園?!
「なんだ、あの青い光は・・・?」
「なんか・・・不気味?」
「電気の消し忘れ?」
と思われるかも知れませんが、
まずはやることからスタート!
何か生まれるかもしれない。
啓発って、何が効果をもたらすかわからないですからね。
ある方との話で啓発に絡めて2つ。
1つは・・・ある講演会で大学の先生にある親御さんは
「社会に向けて、何をすればよいでしょうか?」と質問しました。
その時のテーマもあったわけですが、
「無理しない程度に、みんなが行くレストランに行ってください」と。
ついつい、人に迷惑をかけないようにと外食を避けたり、
バリアフリーのレストランに行く方も多いのではないでしょうか?
障がいのある方が来ないレストランはいつまで経っても知らないままです。
でも障がいのある方が来続けるレストランは変わるかもしれません。
そこでこんな話がありました。
あるレストランの話。
障がいのある子どもは偏食がすごい。だからレストランに行っても何も食べられない。
だから兄弟もレストランに中々行けない。
あるとき、レストランに家で作ったチャーハンを持って行って
「持ち込み禁止なのはわかりますが・・・」と話をしました。
そうするとレストランの方は
チャーハンを皿にのせ、旗を刺して、持ってきてくれたそうです。
「衛生上、大丈夫なの」などいろいろなことは考えられたと思います。
良くある「もしものことがあれば・・・」と。
でも、そのような配慮をしてくださり、
家族でのレストランでの食事を楽しんだとのお話でした。
でも、無理はしないでくださいね。
お店によっては嫌な体験をして、
もう行きたくないって思う経験をした人もいらっしゃると思うので。
私も聞くだけで行ったことはないのですが、
TEEACH 支援等でもよく出てくる
アメリカのノースカロライナは
周りの理解がとてもあり、障がいのある方もそうでない方も
あたりまえに暮らしているようです。
障がいを理解している人の中(社会)でみんなが暮らせるように
ちりも積もれば、山となるで
できることをやっていきたいと思います。
もう1つは・・・さっきの配慮の話も絡むのですが、
私とスタッフの方で話をしたときに
「○○ができないと、こんな風にならないと、仕事できない。
○○にならないと、こんな風にならないと将来、社会で困ることになる。
TEEACHって、子供たちへ必死になって、なされるものだけど、
社会に対して、もっと行われるべきものなのでは」と。
子供たちは散々言われて、療育を受けたり、支援を受けたりしている。
けれど、どんだけ頑張っても障がい特性等から変えられない部分もある。
こんだけ頑張っても変われない部分にも社会は厳しい。
社会が変わればな・・・。
もし、社会が、仕事場が
「よく、ここまで頑張ったね。私たちも生活しやすいように、仕事しやすいように
こういう工夫をするよ。そうだね、例えば、あなたは、昼休み、他の人から声をかけられるのが不安なら、
空いているこの部屋を昼休み、使っていいよ。狭いけどね。」と。そうすることで午前、午後も仕事に夢中になり、
苦手な人間関係の部分が楽になりますよね。
こういうのを合理的配慮というようです。
平成28年4月1日より
障害者差別解消法(障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律)が
施工されました。その法律の中で公的機関では障がいのある方への合理的配慮が
法的義務となりました。民間においては努力義務となっています。
合理的配慮というと難しく、抽象的な言葉ですが、
これも時間をかけて、バリアフリーのような言葉と同様に
浸透していくと「こういうことが合理的配慮なのか」と
多くの方に広がっていってほしいと思っています。
障がいのある方が普通に暮らせる日本では今、ないでしょう。
だから、障がいのある方は今の日本の社会で少しでも暮らしやすいように
できることを増やしながら、一緒にレベルアップしていく必要はあると思います。
一方で、社会が障がいのある方に今よりも合わせていけるなら、
また、求めるものを少し減らせるのではないでしょうか。
自閉症啓発週間でハウスカもブルーライトアップしました~で
終ろうと書き始めたのですが、ついつい・・・。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
すいません、子供たちの行事の話もまだまだ遅れていて・・・。
さらに
4月2日~8日は発達障害啓発週間です。
シンポジウムの開催やランドマークのブルーライトアップ等の活動を行っています。
1年前のブログにも記載したところですが、
各地でブルーライトアップ等も行われています。
前回は東京タワー、山形文翔館、姫路城でのブルーライトアップを紹介したところですが、
今年は別なところも紹介しますね。
大阪では大阪城天守閣や通天閣
富山では世界遺産菅沼合掌造り集落
京都では京都市役所
ただライトアップだけで終わらず、
吹奏楽部による演奏や大学教授等とのトークセッションをしたりと
少しでも多くの方に知ってもらおうと催しも行われているようです。
ハウスカでも微力ですが、4月8日まで夜に
ショーウインドー部分をブルーライトアップしました。
ブルーライトアップで夜のリナワールド開園?!
「なんだ、あの青い光は・・・?」
「なんか・・・不気味?」
「電気の消し忘れ?」
と思われるかも知れませんが、
まずはやることからスタート!
何か生まれるかもしれない。
啓発って、何が効果をもたらすかわからないですからね。
ある方との話で啓発に絡めて2つ。
1つは・・・ある講演会で大学の先生にある親御さんは
「社会に向けて、何をすればよいでしょうか?」と質問しました。
その時のテーマもあったわけですが、
「無理しない程度に、みんなが行くレストランに行ってください」と。
ついつい、人に迷惑をかけないようにと外食を避けたり、
バリアフリーのレストランに行く方も多いのではないでしょうか?
障がいのある方が来ないレストランはいつまで経っても知らないままです。
でも障がいのある方が来続けるレストランは変わるかもしれません。
そこでこんな話がありました。
あるレストランの話。
障がいのある子どもは偏食がすごい。だからレストランに行っても何も食べられない。
だから兄弟もレストランに中々行けない。
あるとき、レストランに家で作ったチャーハンを持って行って
「持ち込み禁止なのはわかりますが・・・」と話をしました。
そうするとレストランの方は
チャーハンを皿にのせ、旗を刺して、持ってきてくれたそうです。
「衛生上、大丈夫なの」などいろいろなことは考えられたと思います。
良くある「もしものことがあれば・・・」と。
でも、そのような配慮をしてくださり、
家族でのレストランでの食事を楽しんだとのお話でした。
でも、無理はしないでくださいね。
お店によっては嫌な体験をして、
もう行きたくないって思う経験をした人もいらっしゃると思うので。
私も聞くだけで行ったことはないのですが、
TEEACH 支援等でもよく出てくる
アメリカのノースカロライナは
周りの理解がとてもあり、障がいのある方もそうでない方も
あたりまえに暮らしているようです。
障がいを理解している人の中(社会)でみんなが暮らせるように
ちりも積もれば、山となるで
できることをやっていきたいと思います。
もう1つは・・・さっきの配慮の話も絡むのですが、
私とスタッフの方で話をしたときに
「○○ができないと、こんな風にならないと、仕事できない。
○○にならないと、こんな風にならないと将来、社会で困ることになる。
TEEACHって、子供たちへ必死になって、なされるものだけど、
社会に対して、もっと行われるべきものなのでは」と。
子供たちは散々言われて、療育を受けたり、支援を受けたりしている。
けれど、どんだけ頑張っても障がい特性等から変えられない部分もある。
こんだけ頑張っても変われない部分にも社会は厳しい。
社会が変わればな・・・。
もし、社会が、仕事場が
「よく、ここまで頑張ったね。私たちも生活しやすいように、仕事しやすいように
こういう工夫をするよ。そうだね、例えば、あなたは、昼休み、他の人から声をかけられるのが不安なら、
空いているこの部屋を昼休み、使っていいよ。狭いけどね。」と。そうすることで午前、午後も仕事に夢中になり、
苦手な人間関係の部分が楽になりますよね。
こういうのを合理的配慮というようです。
平成28年4月1日より
障害者差別解消法(障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律)が
施工されました。その法律の中で公的機関では障がいのある方への合理的配慮が
法的義務となりました。民間においては努力義務となっています。
合理的配慮というと難しく、抽象的な言葉ですが、
これも時間をかけて、バリアフリーのような言葉と同様に
浸透していくと「こういうことが合理的配慮なのか」と
多くの方に広がっていってほしいと思っています。
障がいのある方が普通に暮らせる日本では今、ないでしょう。
だから、障がいのある方は今の日本の社会で少しでも暮らしやすいように
できることを増やしながら、一緒にレベルアップしていく必要はあると思います。
一方で、社会が障がいのある方に今よりも合わせていけるなら、
また、求めるものを少し減らせるのではないでしょうか。
自閉症啓発週間でハウスカもブルーライトアップしました~で
終ろうと書き始めたのですが、ついつい・・・。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
すいません、子供たちの行事の話もまだまだ遅れていて・・・。
by hauskayamagata
| 2016-04-05 07:11
| スタッフの日々の活動
|
Comments(0)